そこで効率がよい語学会話の勉強法についてまとめてみました。
すこしでも語学にふれる時間を増やす
どれだけ聞いて、どれだけ話したかによってかなり変わります。とにかく良く聴き、良く話すことです。聴く場合は会話のCDがベストです。文章だと単語力はつきますが、実際に会話でつかえる表現が少なくなります。とにかく、会話のCDを聞きまくることです。そして、それを聴きながら、まねをしておいかけて発音することです。最初はテキストを見ながらでも大丈夫です。慣れてきたら、テキストを見ずに耳に聞こえたまま、それを発音していくということを繰り返してください。これで発音、ヒアリング力も一気にアップします。
使える表現をまる覚え
テキストでは、「あ、この場合こういう表現をするんだな」という表現が出てくることがあるかと思います。その文にマーカー等でチェックして覚える事です。後から見直すときは、そのチェックした部分だけみていくだけでもOKです。また、文章内で覚えられるので、実際にどのように使うのかというのも理解し易いです。
オウムになる
とにかくまねる!自分で文章をつくって話そうというより、とりあえず最初はシンプルでまねて話す事がベストです。まねるのは教材や旅行会話など実際の会話のサンプルがよいでしょう。最近では、電子辞書に会話集が入っていたりしますが、あまり音声がよくないように感じますので、やはり教材についているCD、もしくはスマートフォンのアプリ教材などがよいかと思います。
文法は完璧にしなくても良い
試験テストだと文法はしっかり勉強しなくてはなりませんが、通常の会話だと、最初はそこまで完璧な文法は必要がありません。ちょっとした文法がわからなくても、シンプルな文章で充分通じます。会話の目的はコミュニケーション、意味が通じることであれば、シンプルな会話で充分です。とにかくまねてまねて繰り返し使っていけば、いつのまにか習得できています。イタリア語は文法が非常に多いのですが、実際に筆者はゼロから習い始めて文法が一通り終わるまでに週4回の授業で1年かかりました。しかし、実際に1ヶ月くらい習った辺りから、生徒同士でイタリア語で会話が出来ていました。全部の文法をしらなくても会話ができるんです。
会話なら文法を難しく考えず、知っている範囲でシンプルに話すところから始めると良いでしょう。
会話は会話用に勉強する
受験勉強と会話は全く違います。実際に受験勉強をしたところで、会話は上手くなりません。会話は会話用に勉強しなければなりません。会話に重点をおくなら、会話中心の勉強のみに集中的にすることです。試験用と会話は別々の科目のように考えて勉強すると早く上達します。