TOEICを受けようと思ったときに、まず勉強を開始する前にやる事があると思う。それについてまとめてみました。全くこれからの方向けに綴っていますので、ある程度ご存知の方は今回の記事はお役にたてずすみません。
1)まず、TOEICとは何か、知ってから勉強を開始しよう!
=Test of English for International Communication
=国際コミュニケーション英語能力テスト
です。
通称TOEIC(トーイック)は、英語を母語としない者を対象とした、英語によるコミュニケーション能力を検定するための試験です。
試験の開発、運営、試験結果の評価は、アメリカ合衆国の非営利団体であるEducational Testing Service(教育試験サービス、ETS)が行っています。世の中色んな検定がありますが、ビジネス目的だったりする場合も多いので、この非営利団体というのは筆者的には好感が持てて良いですね。
TOEIC の点数は就職の際に履歴書や職務経歴書内に記載できるので、英語が出来ます!というのをしっかりとアピールする事ができます。つまり企業にとっては、TOEICの点数というのが、英語がどのくらいできるのかというものさしになるので、企業によってはTOEICの点数を重視するところも多いです。
つまり、受験して高得点がとれればプラスになる!ということです。
只、海外企業や留学ではTOEICよりも、TOEFLの方がメジャーになります。TOEICを受験していても、じゃ、TOEFLのスコアは?となります。韓国以外の海外就職や留学を目指す方はTOEFLを受験しましょう。
2)試験問題の構成を理解しよう!
主に2つに別けられています。
聞き取り(リスニングセクション)
聞き取り(リスニングセクション)は合計100問、所用時間は45分間となっています。
- Part 1 – 写真描写問題 (Photographs) – 1枚の写真を見て、その写真について放送される適切な英文を選ぶ。4択式で合計10問。
- Part 2 – 応答問題 (Question-Response) – 質問文が放送された後、それに対する応答文が3つ放送され、適切なものを選ぶ。合計30問。
- Part 3 – 会話問題 (Short Conversations) – 2人の会話を聞いて、その会話についての質問に対し最も適当な選択肢を選ぶ。質問文と選択肢は問題用紙に記載されている。4択式で合計30問。
- Part 4 – 説明文問題 (Short Talks) – ナレーションを聞いて、それについての質問に対し適切な選択肢を選ぶ。1つのナレーションにつき複数問出題される。質問と選択肢は問題用紙に記載されており、4択式で合計30問。
と4パートにわかれています。
読解(リーディングセクション)
読解(リーディングセクション[16])は合計100問、制限時間は75分間である
- Part 5 - 短文穴埋め問題 (Incomplete Sentences) – 短文の一部が空欄になっていて、4つの選択肢の中から最も適切な語句を選ぶ。合計40問。
- Part 6 - 長文穴埋め問題 (Text Completion) – 手紙などの長文のうち複数の箇所が空欄になっていて、それぞれ4つの選択肢から最も適切な語句を選ぶ。合計12問。
- Part 7 - 読解問題 (Reading Comprehension) – 広告、手紙などの英文を読み、それについての質問に答える。読解すべき文書が一つのもの (Single passage) が28問。「手紙+タイムテーブル」など読解すべき文書が2つのもの (Double passage) が20問。それぞれ4択式。
3)自分のレベルを知ろう!
まずは自分の大体のレベルを知る事が大切です。市販のテキストも○○点向けという風にレベル分けされているものも多数出版されています。なので、まずは、自分の大体のレベルを把握しておくことが大切です。それには、模擬テストのようなものを購入してやってみるのもいいのですが、いきなり全部解くのは大変。。という方には、ネットを利用しましょう。
エブリディイングリッシュTOEICテスト
こちらのサイトでレベル判定ができます。まずはここで試してみて自分の大体のレベルを把握したり、またどんな問題が出題されるのかみてみるのもよいでしょう。
4)教材を準備しよう
テキストがなくてはなかなか進められないので、まずは1冊これだ!というのを準備しましょう。すでにある程度英語が出来る方は、問題をどんどん解いて間違ったところを調べたりして埋め尽くすように勉強しても効果があるでしょう。
TOEIC対策によい英語教材
英語教材 試験対策教材でも一覧にまとめていますが、その中でもこれは良いかなって思った教材を紹介致します。上記のレベル判定でもご紹介していますが、
- 売上げ日本一(2011年株式会社バルク調べ)の信頼と実績
- 楽天でも高い評価
- 目的にあわせて選べる教材
- スコア未達成なら全額返金保証
- 30日間無料お試し
まずは簡単に教材判定テストをサイトから受けられるのでこちらで判定してから自分にあったレベルの教材を購入するのもよいでしょう。また、返金制度があるので万が一教材が合わなかった場合でも安心です。(詳細はサイトを閲覧された方が早いので、ここでは紹介程度にとどめておきます。)
TOEIC対策によいリスニングテキスト(市販)
新TOEICテストが簡単になる本 リスニング編―基礎をじっくりやるのが本当の近道だ!
非常によくまとまった一冊です。しかも、解説が別冊にわかれていますので使い易く、またデザインも見易く勉強しやすいテキストです。
初級の方でもスムーズに取り組めるように簡単な問題から入って行きます。ちょっと簡単かな?って気がしますが、初めてTOEICを受験されるかたにはとてもよい一冊でしょう。
この著者は韓国の方ですが、韓国では試験が非常に大切で、その為にTOEIC向けの教材は充実しています。(アプリとかでもこれはいい!と思うと、韓国で開発されたアプリだったりします)
ちなみにリーディング編もありますが、筆者はまだ使用した事がありません。今度帰国した際に購入してみようかとおもっています。
TOEIC対策によい文法テキスト(市販)
好評高い1冊です。また価格が安いのがいいです。上級者には当たり前の解説かもしれませんが、初心者にはよいテキストでしょう。
●新TOEIC TEST 文法特急2 急所アタック編
TOEIC対策によい問題集テキスト(市販)
TOEICを製作しているETSが製作した公式の問題集です。ETSによる公式問題なので,問題の質は高いです。実際の問題の「質」を知るという面では役にたちます。この教材はシリーズになっているので徹底的に他のシリーズも解けば高得点をとれることでしょう。
後は覚える単語などちょっとしたことを記載するノートやマーカーなどを用意するとよいでしょう。
TOEIC高得点がんばりましょう!筆者ももう一度勉強し直そうかと思っています。