私はイタリア語の発音を勉強したことがありません。
英語、中国語、ドイツ語など、習い始めの頃には発音を勉強するかと思うのですが、日本人はイタリア語の発音はほとんど勉強する必要がないのでは?と思います。
日本語の発音とイタリア語の発音は似ていて、なんとカタカナでほぼ通じるのです。
一部、日本語にない発音( gli 等)はありますが、その一部の発音が出来なくても、通じてしまいます。
ちなみに、gli は 「り” 」(りに濁音をつける)たような感じの発音です。
発音できない!というのではなく、なんとなく音のイメージができちゃいます。
よく難しいと言われるLとRの発音はイタリア語ですと違いが分かりやすいので、英語ほど難しくないかと思います。
なので、日本人にとってイタリア語は聞き取りやすく、また話しやすい言語だと言えると思います。
習い始めに発音をしっかりする必要もないので、どんどん勉強を進めていきやすいです。
留学中、中国人の女の子がいましたが、発音が出来ないと苦労していました。
また、語学学校の先生も彼女の発音が聞き取りにくいようで、よく聞き返していました。
一方、日本人がカタカナで話すイタリア語はスムーズに聞き取れていたようでした。
実際、夫の両親に会った時に、カタカナで話してるだけなのに、発音が上手ね!すごいわ!!
って褒められました。。
日本人がイタリア語を上手に話すには、カタカナ発音でもイタリア人になりきって抑揚をつけてわざとらしく話せば(笑)、
かなりそれらしく聞こえるようです。